家計にやさしい車選びのコツ!田舎在住ライターが解説します

田舎暮らしにおいて、車は生活の要ともいえる存在です。通勤や買い物、家族とのお出かけなど日々の生活を快適にしてくれますが、選び方次第では家計を圧迫する悩みの種となってしまう恐れがあります。

今回は、車の種類や費用の準備方法、選び方のポイントを、北海道の田舎在住ライターである筆者が自身の経験も交えてご紹介します!

目次

知っておきたい「車の種類」

はじめに、車の種類についておさらいしておきましょう。大きさや形だけではなく、スペックやかかる税金の違いなどを知っておくと、車選びが行いやすくなります。

軽自動車と普通自動車

「軽自動車」とは、日本独自の基準で定められた小型の車両のことで、長さや幅、高さ、排気量など細かい規格があります。

一方、軽自動車よりもサイズや排気量が多い車両が「普通自動車」です。軽自動車よりも少し大きい「小型自動車(コンパクトカー)」とさらに大きな「普通自動車」をまとめて「普通車」「普通自動車」と呼ぶのが一般的となっています。

軽自動車のメリットは、税金や保険料などのランニングコストの安さです。軽自動車には燃費が良い車も多く、日々の出費も抑えられる傾向があります。普通自動車は、購入価格や日々のコスト面では軽自動車よりも高くなりがちですが、排気量や機能性の高さから快適な運転ができるのが特徴です。

新車と中古車

新車は文字通り「新品の車」のことで、購入費用が高い代わりに、内装や外装など好みの設備や機能を搭載できます。年式が古い車と比べて不具合が起こりにくく、メンテナンスや車検費用などを抑えながら長期間乗れるのが大きなメリットです。ピカピカの車に乗れると気分もいいですよね。

一方、前オーナーの手を離れた「中古車」を購入する選択肢もあります。中古車の大きな魅力は低コストであることです。車種や設備にこだわらなければ、比較的年式の新しい車もお手頃な価格で購入できます。

ただし、前オーナーの乗り方によっては、コンディションが良くない場合もあり、結果的に数年で買い替える必要が出てきたり、維持費がかさんだりする可能性もあります。

車にかかる初期費用、維持費

車にかかる費用といっても、一度きりのものから定期的に出費するものまでさまざまです。一般的に必要な初期費用や維持費を以下にまとめました。

車購入時にかかる費用

車を購入する際には、以下のような費用がかかります。

  • 車両本体価格:車そのものの価格。新車か中古車かで大きく異なります。
  • 諸費用:自動車税、自賠責保険、登録費用、車庫証明などの手続き費用が含まれます。
  • 任意保険:事故や災害に備えるために加入することが一般的です。補償内容によって保険料が変動します。

車を所有するための維持費

車を所有してからは、以下の維持費が定期的に発生します。

  • 燃料代:車種の燃費性能や年間走行距離によって変動します。
  • 保険料:自賠責保険と任意保険の2種類があります。軽自動車の方が安い傾向があります。
  • 車検費用:法定点検にかかる費用。普通車は軽自動車よりも高い場合が一般的です。
  • 消耗品、その他:タイヤやオイル交換、バッテリー交換などが必要です。

家計にやさしい車の選び方

車が必須の地域に住む方にとって、車にかかる費用は家計を大きく左右するポイントです。コスト面を重視したい方は、以下に紹介する2点を意識してみましょう。

燃費性能と維持費を重視する

燃費性能にこだわるとガソリン代を削減でき、家計への影響を抑えられます。ガソリン1リットルで10kmを走る車と20kmを走る車とでは、かかるガソリン代の差はおよそ2倍です。最近はガソリン代が値上がりしていますし、無視できない差ではないでしょうか。

とくにハイブリッド車や電気自動車(EV)は初期費用が高めなものの、燃費性能が高いことで知られています。ただし、電気自動車は充電設備やメンテナンス体制が地域によって異なるため、住んでいる地域によってはかえってコストがかかる可能性に注意しましょう。

リースの活用も検討する

車の購入が難しい場合や短期間で車を変えたい場合は、リースも選択肢のひとつです。リース契約には車検や税金、保険料、メンテナンス費用などが含まれていることが多く、月々の費用が一定で管理がしやすいというメリットがあります。とくに、車にかかる費用を固定費として管理したい方におすすめです。

ただしリースは、契約終了後に車が手元に残らない場合や、契約期間内の走行距離に上限があるなど、人によっては乗り方に制限がかかります。また、長期間乗り続けると結果的に購入するよりも費用がかかってしまったということも少なくありません。リースを検討する際は、自分のライフスタイルや車の使用頻度をしっかり考慮しましょう。

私はこう選んだ!北海道在住ライターの車選び

北海道で暮らす我が家にとって、車はライフラインとも呼べる存在です。使いやすい交通機関も近くにないため、夫婦がそれぞれ1台ずつ車を所有し、日々の生活を送っています。

<所有している車の種類と用途>

  • コンパクトカー(排気量約1000cc):日常の通勤や買い物で使用
  • 普通車(排気量約1500cc):家族全員で出かけるときに使用

使い方や選び方をもう少し具体的にご説明します。

車2台が必須。家族用1台、サブで1台で対応する

北海道では札幌のごく一部の地域をのぞき、車は一家に1台以上所有しているのが一般的です。機能やデザインに優れた新車ばかり買っていると、すぐに家計が火の車になってしまうので、車選びはとても慎重になります。我が家は常に2台の車を所有する必要があるため、用途に合わせることを重視しています。

私が通勤や買い物に使うコンパクトカーは「安価な中古車を短期間で乗り継ぐ」がポリシーです。もし修理が必要になった場合はすぐに買い替えるつもりなので、自動車保険の車両保障は最小限に抑え、普段のコストを抑えています。

一方、家族全員での外出や遠出用にしている普通車は、広い車内スペースと積載量を重視して選びました。家族みんなが快適に移動できるよう、安全性や燃費性能も考慮しています。中古車ですが、年式が新しく、走行距離も少ない「長く乗れる車」を選びました。初期費用は多少高めでも、安全性や燃費、メンテナンスコストを考慮し、丁寧に手入れをしながら長期間乗ることを前提にしています。

使用目的から「お金を掛ける優先順位」を整理しておき、車関連の費用をコントロールしているのがポイントです。

車検や税金だけでなく、トータルコストで決める

車選びでは購入時の価格だけでなく、維持費や燃費性能を含む「トータルコスト」も大切です。

たとえば、我が家は普通自動車を2台所有し、自動車税や車検代が安い軽自動車を選びませんでした。中古車の場合、年式や走行距離が同じでも軽自動車のほうがトータルで高くなるケースが多かったからです。

軽自動車は人気が高く、車種によっては新車と値段がほとんど変わらない場合があります。また、軽自動車だからといって燃費が必ずしも良いわけではなく、使用頻度や走行距離によっては普通車の方が経済的なこともあります。

車選びは、はじめに新車と中古車、車のスペックなどを決めつけず、まず自分たちのライフスタイルに合った条件を洗い出し、その後条件に合う選択肢を広く検討するのがおすすめです。

絶対に費用を削らないのは「タイヤとメンテ費用」

北海道の冬道は非常に厳しく、少しの油断が命取りとなってしまうことも少なくありません。私は、タイヤとメンテナンス費用だけは削らないと決めています。

とくにタイヤは、雪道や凍結した道路で走行するときにもっとも重要なパーツです。信頼できるメーカーのスタッドレスタイヤを選び、適度なタイミングで交換を行っています。また、定期的なメンテナンスや点検も欠かせません。

購入費用や日常的なコストはしっかりと抑えるかわりに、安全性や走行性能を確保する部分では妥協しないこと。これが「ひとり1台が必須の田舎」で車の費用を節約するコツだと考えています。

車選びの注意点

車の購入は大きな支出となるため、冷静に判断しなくてはいけません。最後に、お金に関する注意点を3つまとめました。

自動車ローンはできるだけ避ける

自動車ローンは資金が足りない場合も車を購入できる便利な手段ですが、家計を圧迫するリスクが高まります。金利で余分な出費が増えるだけでなく、返済中に車の故障や買い替えが起こった場合、さらに負担が増える可能性があるからです。

現金での購入が望ましいですが、一括が難しい場合もできるだけ頭金を用意し、金利負担を減らしましょう。

先に購入時期と目標金額を決める

車の購入は必要になってから考えるのではなく、あらかじめ計画を立てておくのがポイントです。たとえば、次の買い替え時期を3年後と決めておき、その間に必要な費用を積み立てる計画を立てます。準備しておけば多少計画からズレたとしても慌てることなく、計画的に貯めた資金で購入を検討することができます。

車の購入資金は固定費として貯める

車の購入資金は余った分を貯金するのではなく、「家賃」のように毎月の固定費として考えることをおすすめします。とくに車が必要な地域では、車は住宅や電気、家電と同じく必需品です。必要な金額を定期的に積み立てることで、いざ購入のタイミングが来ても安心して車を選べます。

まとめ

田舎暮らしでは、車選びが生活の質や家計に大きな影響を与えます。自分や家族に最適な車を選び、田舎での快適な暮らしを支えましょう。種類や費用、選び方をしっかり検討することで、無理のないカーライフを実現させてくださいね。

執筆者:いしかわ りの
赤字家計になったことをきっかけに、家計管理に目覚めたWebライター。支出を見直し、貯金ができる仕組み作りに成功した。多趣味かつオタク気質なため、さまざまなお金の誘惑と日々戦っている。

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